近年は“売り手市場”と言われていますが、
「頑張って就活(転職活動)しているのに、なかなか内定が出ない…」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

私も日々採用に携わる中で、
「この人はどの会社でも活躍できそう」
「この人が何社も落ちているのは納得」

と、思わず感じてしまう“決定的な共通点”があります。

そこで今回は、採用担当の立場から「企業が本当に求める人材の特徴」を、ぶっちゃけて解説します。

この記事を読むメリット
  • “採用される人”の共通点がつかめる
  • 面接で好印象を与えるポイントがわかる
  • 採用担当がチェックしている“落ちる理由”がわかり、ミスを防げる

採用される人の共通点5選

「どんな人が採用されやすいのか?」
これは就職・転職活動を進める多くの方が、気になるポイントです。

厚生労働省の「能力開発基本調査」(令和6年度)によると、企業が求めるスキルは次の通りです。

50歳未満の採用で重視されるスキル※管理職を除く正社員
  • チームワーク、協調性・周囲との協働力(58.6%)
  • 職種に特有の実践的スキル(36.9%)

「チームワークが発揮できるか」
「その職種に必要なスキル・経験を持っているか」
この2つが“採用の決め手”になりやすいということです。

これらを踏まえて、実際に企業の採用担当者はどんなポイントを見ているのか?
日々採用に携わる立場として、「採用される人に共通する5つの特徴」をわかりやすく解説してきます!

1.チームで働けることを具体的に伝えられる人

多くの企業が「協調性」「チームワーク」を重視しています。
面接では、これまでの経験をもとに「自分がどうチームに貢献したかのか」を具体的に話せるかどうかが重要なポイントになります。

良い例(チームへの貢献が伝わる)
「アルバイト先でスタッフ同士の連携がうまくいかず、業務が滞ることがありました。そこで、作業フローを見直し、役割分担を明確にする仕組みを提案しました。その結果、ピークタイムでもスムーズに回るようになり、店長からも“動きが良くなった”と評価されました。具体的には…(詳細を述べる)」

悪い例(自分のことだけを強調)
「アルバイトでは、接客を頑張りました。自分の仕事をしっかりこなしていました。」

  • チームのためにどんな行動をしたか
  • 自ら発信したアイデアなのか
  • どんな苦労があったのか

企業が知りたい、“具体的なストーリー”を伝えられると評価につながりやすくなります。

2.職種に必要なスキル・経験を持っている人

30代以上のキャリア採用では「即戦力性」が重視される傾向があります。
ただし未経験であっても、職種に関連する経験があるか、または自分から主体的に学んでいるかが強いアピールポイントになります。

良い例(学ぶ姿勢も評価ポイント)
「IT業界に興味があり、独学でPythonを学びながら簡単なWebアプリを作成し、実際に公開しています。現在はユーザーの反応や動作を確認しながら、より使いやすいアプリに改善しているところです。」

悪い例(受け身な姿勢で成長イメージが湧かない)
「IT業界に興味はありますが、まだ何も学んでいません。」

「入社後、どれくらい早く戦力になれそうか?」という観点で、深掘り質問をされる可能性が高いです。

  • これまでどんな経験を積んできたのか
  • なぜそのスキルを身につけようと思ったのか
  • 今後どのように成長していきたいのか

具体的に伝えられると評価につながります。たとえ未経験でも“行動している人”は、確実に採用担当の目に留まります!

3.結論から話せる人

面接でダラダラ話すと、結局何が言いたいのかわからなくなります。
そこで大切なのか「結論→理由→具体例」の順で話す“結論ファースト”の構成です。シンプルですが、これだけで一気に伝わり方が変わります。

良い例(結論ファースト)
「私の強みは課題解決力です。ゼミ活動でトラブルが発生した際、まず原因を整理し、〇〇の方法で対応しました。その結果、△△の改善につながりました。具体的には…(詳細を述べる)」

悪い例(話がまとまらない)
「ゼミの活動で大変なことがあって、そのときに色々工夫して解決したんですけど…」

「結論ファースト+具体例」で話すだけで、

  • 話がスッキリ整理される
  • 面接官が理解しやすい
  • 説得力がアップする

など、たくさんのメリットがあります。
面接では“話す力”そのものも評価対象になるため、構成を意識するだけで印象がグッと良くなります!

4.仕事の目的を考えられる人

企業が求めているのは、単に指示されたことをこなすだけの“指示待ちタイプ”ではありません。
「なぜその仕事をするのか?」という目的を理解し、自分の頭で考えて行動できる人が高く評価されます。

良い例(目的意識を持って行動)
「売上向上を目的に、商品のディスプレイを見直しました。ターゲット層である20代女性が手に取りやすい配置に変えたことで、売上が20%アップしました。(工夫や改善内容を詳細に述べる)」

悪い例(言われたことだけをやる)
「店長に言われたので、商品の並びを変えました。」

面接で評価されるのは、「目的を理解したうえで、自分なりに考えて行動した経験があるか」という点です。
目的意識を持って行動したエピソードを語れると、「入社後も自走して働ける人だ」と判断され、大きなプラスになります。

5.自分の言葉で語れる人

ネットに載っている模範回答をそのまま話すだけでは、どうしても“借り物の言葉”に聞こえてしまいます。自分の言葉で、経験や価値観を交えて話すことで、面接官に強く印象づけることができます。

良い例(自分の体験を入れる)
「説明会で〇〇さんのお話を伺い、『お客様との信頼関係を大切にする』という価値観に強く共感しました。私自身、カフェのアルバイトで新人スタッフのトレーニングを担当した際、信頼関係を意識してコミュニケーションを取ることで業務の連携がスムーズになった経験があります。このとき、“信頼を築くことで仕事は大きく変わる”と実感しました。」

悪い例(ありきたりな答え)
「説明会で社風に惹かれました。人を大切にしている会社だと思ったので入社したいです。」

ネットで調べて参考にすること自体は悪くありません。
しかし、深掘り質問が来たときに“自分の考え”がないと答えられなくなることもあります。「自分の言葉」で説明できるように準備しておくことが大切です。

まとめ:企業が求める人材とは?

  • チームで協力できる(チームワークを大切にできる)
  • 職種に必要なスキル・経験がある(または主体的に学んでいる)
  • 結論から話せる(わかりやすく伝えられる)
  • 仕事の目的を考えられる(指示待ちではなく自走できる)
  • 自分の言葉で語れる(テンプレではなく“自分の経験ベース”)

これらを意識することで 「企業が求める人材」 に近づいていきます。

面接は“あなたの魅力・経験を伝える場”です。一つひとつのポイントを自分の経験に置き換えながら、ぜひ選考対策に活かしてください!