採用業務に追われる中で、「もっと効率的に進めたい」「ChatGPTを活用してみたい」という方も多いのではないでしょうか。
上手に活用すれば、時間短縮&応募者の心に刺さる求人票、魅力的な企画づくりが叶います。
この記事では、

おはぎ

  • ChatGPTの登録方法&基本的な使い方
  • ChatGPTを使うメリット
  • 採用業務における具体的な活用方法

について紹介します。
「採用の質は落とさず、作業は効率化したい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

ChatGPTとは?

ChatGPTとは、OpenAI社が開発した文章生成AIです。
言語処理技術を活用し、質問やテーマに対して、人間のような自然な文章を自動で作ってくれます。
他にも企画の立案や翻訳など、仕事において使える場面が多く、「時間がない」「もっとラクに作業したい」という方にとって、心強いツールです。

ChatGPTの使い方1 アカウント登録なしで試す方法

2024年4月1日から、無料版「ChatGPT(GPT-3.5)」はアカウント登録なしでも利用可能になりました。
まずは気軽に試してみたいという方には、この方法がおすすめです。

利用手順(登録不要)
① ChatGPTの公式サイト(https://chatgpt.com/)にアクセス
② 画面中央の「質問してみましょう」に質問や指示を入力

③ 送信すると、すぐにAIの回答が表示されます

簡単に使えるので、まずは「どんなことができるのか」を試してみると良いでしょう。

ChatGPTの使い方2 アカウント登録の方法とメリット

ChatGPTを継続的に利用したい方は、アカウント登録がおすすめです。
登録すると以下のようなメリットがあります。

過去のチャット履歴が残り、見返せる

よく使う質問や表現の傾向を学習し、“あなたらしい”回答が返ってくる

使用者の希望に沿った設定やカスタマイズが可能

一度使った質問を再利用したり、以前のやり取りをもとに話を続けたりできるので、業務の効率が大幅にアップします。仕事で使うならアカウント登録を強くおすすめします。
アカウント登録は無料で、数分で完了!

アカウント登録の手順
① ChatGPTの公式サイト(https://chatgpt.com/)にアクセス
② 右上の「新規登録」をクリック
③ メールアドレスを入力し「続ける」をクリック(GoogleやMicrosoftアカウント、Appleでの登録も可能です)
④ パスワードを入力し「続ける」をクリック(パスワードは必ず12文字以上必須)
⑤ 電話番号を入力し、SMSで届いた認証コードを入力
⑥ 届いた承認メールを開き「Verify email address(メールアドレスを確認)」をクリック
⑦ アカウント名を入力し「続ける」をクリック

これで登録完了です。ログイン後は、履歴の保存やカスタマイズが可能になります。
さらに、画像生成やGPT-4などの高度な機能を使いたい場合は、有料プランへの加入が必要です。

ChatGPTを採用業務で使う3つのメリット

「ChatGPTが便利そうなのは分かるけど、実際に採用業務でどう役立つの?」
そんな疑問にお応えして、具体的なメリットを3つ紹介します。

メリット1 採用業務の効率化

求人票の作成や応募者へのメール文の作成など、時間のかかる定型業務を短時間で仕上げられます。
タイパが向上し、面接や採用戦略など、より重要な業務に時間を使えるようになり、時間を有効活用できますよね。
スムーズで効率的な採用活動を目指す方はChatGPTを使うべきです。

メリット2 人的リソースのサポート役になる

少人数体制の企業や、兼任担当が多い職場にとって、ChatGPTは頼れる「もう一人のアシスタント」
外注に頼らず低コストで業務を進めることができます。
時間に縛られず、いつでも私の都合に併せて作業してくれるアシスタントがいることで、仕事がさらにスムーズに。

メリット3 アイデア発掘ツール

インターンシップやPRイベントなど、採用に関する企画を立てるときも活躍します。
これまで行った企画をもとにブラッシュアップや新しい提案、進行案もすばやく生成してくれます。アイデアが煮詰まった時の壁打ち相手としても活用可能。
客観的な視点で提案を得られることも魅力のひとつです。

採用業務での具体的な活用術5選

ChatGPTを採用業務に取り入れることで、業務効率がアップするだけでなく、作業の質も向上します。
ここでは、採用担当者が実践しやすい具体的な活用術5つをご紹介します。

(ご注意ください)
ChatGPTを業務に活用する際は、職場のルールやセキュリティ方針を確認してください。
個人情報を扱う仕事のため、使用が制限されている企業もあります。事前に確認したうえで活用することをおすすめします。

活用術1 求人票を秒速で作成

キーワードを入力するだけで、一から求人票を作成してくれます。
例えば、「自動車ディーラー営業職」の求人票を作りたい場合、「自動車ディーラーの営業職の求人票を作成して」と依頼するだけで、一瞬で文章が生成されます。

既存の求人票をもとに、よりキャッチーで求職者の目に留まりやすい表現にブラッシュアップすることも可能です。

  • 「営業経験者」
  • 「未経験者歓迎」
  • 「マネジメント経験者」
  • 「風通しの良い社風」
  • 「自律自走型の働き方」

求める人物像や社風、特徴的なキーワードを具体的に伝えることで、より自社にフィットした求人票に仕上がります。

活用術2 面接用の質問を自動生成

応募者との対話を通じて、自社に合う人材か見極める面接では、質問力が大切です。
本音を引き出す質問を準備するのに、ChatGPTは頼れる存在。

例えば、「営業職の面接で、主体性や成長意欲を見極める質問を考えてください」と入力するだけで、即座に複数の質問例を提案してくれます。

「深堀質問が欲しい」「大学生向けに優しい表現」など、リクエストにも柔軟に対応してくれます。

活用術3 求職者の目を引く企画を提案

インターンシップや外部での就職イベントは、学生に響く内容や他社との差別化を考えるのが毎年の課題。ネタ切れ問題もつきものです。そんな時もChatGPTは役立ちます。

例えば、「自動車ディーラーの営業職向けに5日間のインターンシップを実施したい。昨年は試乗体験やロープレが中心だったが、今年は他社との差別化を図り、参加者を増やしたい」といったように、

  • やりたいこと
  • これまでの取り組み
  • 今年目指したいこと

この3点を伝えることで、ChatGPTから返ってくる提案がより具体的になります。

企画の幅が広がるだけでなく、スピードも大幅アップ
プログラムの流れまで考えてくれるため、企画に悩む時間を減らし、当日の運営に向けた準備に集中できます。

活用術4 応募書類の要約や評価

兼任担当者が多い職場や大企業では、数多くの応募書類の確認に多大な労力と時間がかかります。
ChatGPTは応募書類の情報を自動で要約し、確認作業をサポートします。
履歴書や職務経歴書、志望動機、エントリーシートの「学生時代に力をいれたこと(ガクチカ)」など、多くの情報を短くまとめることで、短時間で応募書類のポイントを把握し、スムーズな選考が可能です。

ペルソナ設定ができている企業であれば、自社にマッチする候補者を自動で抽出することも可能。候補者が複数いる場合は、評価を比較することでも。
個人的な主観であいまいな評価ではなく、「均一で公正な評価」で採用業務と質と効率がアップします。

活用術5 採用プロセスの改善

採用担当者にとって、応募者とのやり取りのスピードと丁寧さは、企業の印象を大きく左右します。
メールの返信文の作成や、面接候補日の整理も簡単に行えます。さらに、採用管理ツールと連携することで、日程調整の自動化も実現可能。
応募者を待たせる時間が短縮され、スピード感ある対応が可能になります。

ChatGPTを使わないと損!

求人票作成・面接準備・企画提案など、あらゆるシーンでChatGPTを使えば驚くほど効率アップします。
これまで1時間かかっていた求人のライティングが、たった10分で終わることも。
しかも無料で気軽に使えるので、「使わない理由が見つからない!」と言っても過言ではありません。
今すぐ業務に取り入れて、より戦略的でスマートな採用活動を始めましょう。