第28回キャリアコンサルタント試験を受けてきました!
今回は、当日の様子や試験内容を詳しく記録し、これから受験する方の参考になる記事となっています。
キャリアコンサルタントに興味がある方や、これから試験を受けようと考えている方に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!
- キャリアコンサルタント試験の概要がわかる
- 実際の試験の雰囲気や難易度を知ることができる
- これから受験する際のポイントや対策を学べる
キャリアコンサルタントとは?
キャリアコンサルタントは、自身の理想のキャリアを目指して進めるようにサポートする専門職です。
仕事の選択や転職、キャリアアップを目指す人々に対して、適切なアドバイスやサポートを提供する役割を担います。
職業選択の悩みを抱える求職者や、職場でのキャリアパスに悩む方に対し、悩みに寄り添い助言します。
人生に大きな影響を与える、やりがいのある仕事です!
私がこの資格取得を目指した理由は、現在の仕事が深く関わっています。
求職者や入社後の若年者との面談の中で、どんな風に成長したいか、目指すべきイメージがない方が多く、「イキイキと働けるように何か出来ないか」「もっとうまく面談出来るようになりたい」と思ったことがきっかけです。
そして今年の抱負の一つでもあります!!
キャリアコンサルタントの資格取得には、国家資格である「キャリアコンサルタント試験」に合格する必要があります。
試験を開催している協議会は2つあり、キャリアコンサルタント協議会(キャリ協)と日本キャリア開発協会(JCDA)です。
試験は筆記と面接から成り、今回私はキャリ協の試験に挑戦してきました!
午前:学科試験(10:30~12:10)
午前中は学科試験!
開場少し前に着きましたが、もうすでに多くの受験者が。
学科試験の内容は以下の通りです。
- 4択マークシート方式
- 全50問
- 1問2点
- 合格ライン:70点以上
つまり、15問までなら間違えてもOK!
そう考えると、少し気持ちが楽になります(笑)
試験問題は【キャリアコンサルタント協議会】のホームページで公開されています。
CC協議会 キャリアコンサルタント試験(国家資格)
実際に受験してみた感想は「難しかった…!」
過去問と比べると、細かい数値を問われる問題が多く、初見の問題もありなかなか手ごわい印象でした。
「労働経済の分析」「職業能力開発基本計画」などの時事問題への対策を、もっとしっかりやっておけば良かったと強く感じました。
理論家の考え方やキャリアコンサルタントの理論などは比較的点が取りやすい分野ですが、時事は合否を分けるポイントになると実感しました。
午後:論述試験(14:30~15:20)
約2時間の昼休憩を挟み、午後は論述試験です。
こちらも試験問題は【キャリアコンサルタント協会】のホームページで公開中。
CC協議会 キャリアコンサルタント試験(国家資格)
論述試験は50点満点で、後日行われる面接試験(100点満点)と合算して『90点以上』で合格となります。
今回の論述試験のケース設定は、簡単にまとめると「大学2年生で、これから就職活動(インターンシップ)に参加しようと考えているが、不安を感じている学生」でした。
正直、大学生の就職支援は得意分野(とても興味を持っている分野)なので、心の中でガッツポーズ!
しかし、私にとって最大の敵は 「時間」 です。
50分で4問を解答しなければならず、書き直す余裕はほぼナシ。時間配分が本当に難しく、焦りとの戦いでもありました(泣)
そのため、模擬試験や過去問演習などで時間感覚を身につけておくことが絶対に必要です。
私はなんとか終了1分前に書き終え、何とか埋めることはできました!
別日に面接試験があります!
面接試験は 3/8~23に実施予定(会場ごとに日程が異なります)。
面接試験の内容や当日の様子は、以下のブログをご覧ください。
これからキャリアコンサルタント資格を目指す方の参考になれば嬉しいです!
学科・論述の結果・点数
- 学科:66点(不合格)
- 論述:36点(合格)
残念ながら、学科は不合格でした。あと2問正解していれば…と思うと、正直めっちゃ悔しいです。
でも、「また次回があるさ♪」とポジティブに考えています!
第29回試験を受ける皆さん、一緒に頑張りましょう!
論述試験は後日行われる面接と総合評価によって最終的な合否が決まります。
私は、面接58点・論述36点、総得点94点で無事に合格することができました!
面接の様子や感想は以下をご覧ください。