新卒採用担当者が今やるべきことは採用戦略の早期立案です。
2025年3月からの本格的な新卒採用を前に、現在インターンシップ＆キャリアに力を入れている企業が多いはず。しかし、忘れてはならないのが採用戦略の早期立案です。今から準備を始めることで、優秀な学生を確保するチャンスが広がります！
この記事では、2026年卒採用成功のために押さえておくべき学生の最新動向や、効果的な採用戦略についてアドバイスをお伝えします。採用目標達成のためのヒントを見逃さないでください！
求人倍率から見る「学生動向と採用環境」
学生一人ひとりの価値観や考え方が変わり、企業の採用活動も毎年進化が求められています。ここで、26卒採用において企業に求められる姿勢や行動について、さっそく見ていきましょう！
採用担当者にとって、「求人倍率」は耳にタコができるほど重要なワードですよね。最新の調査によると、2025年卒業予定の大卒求人倍率は「1.75」となっています。企業規模別に見てみると、中小企業（300人未満）の求人倍率は「6.5」、一方で大手企業（5,000人以上）は「0.34」と、企業規模によって求人倍率の格差がますます広がっています。このように、特に中小企業は「売り手市場」の影響を強く受けている現状です。
※参考：第41回 ワークス大卒求人倍率調査（2025年卒）
大手企業への人気が続く中、中小企業にとって人材確保はますます難しくなっています。私もこれまで母集団形成に苦労することは少なかったのですが、コロナ禍以降、エントリー者数が減少し、採用方法の見直しを余儀なくされました…（泣）
26卒はどのように取り組むべき？
これからの採用活動は、従来のように大手就職サイトに情報を掲載し、母集団を形成してから企業に合う人材を選ぶだけでは不十分です。26卒採用で重要なのは、「採用選考を早期化」と「学生との長期的にな関係構築」です。
具体的には、現在実施中のインターンシップ＆キャリアに参加している学生との関係を深め、今後も継続的に接点を持つことがポイントです。「就職活動の進捗はいかがですか？」と気軽に声をかけたり、「個別のカジュアル面談でお会いしましょう」といった次につながるアクションを取ることで、企業への興味を持ってもらいやすくなります。これにより、学生との信頼関係を強化し、採用につなげることができるでしょう。
既に一度会ったことがある学生には、親近感を感じてもらえるようなメールを送りましょう。例えば、メールの中で
「積極的に学ぶ姿勢と明るい笑顔が印象的でした」
「バイトリーダーでの苦労話を聞いて、弊社の営業職に向いていると感じました」
といったように、これまでに感じた好印象な部分を具体的に伝えることで、学生も嬉しく感じるはずです。そして、「またぜひお会いしたいです！」といった言葉を添えることで、学生もリラックスして会話ができる雰囲気を作り、次回の面談への期待感を高めることができます。
そもそも学生が集まらない…？
従来の採用方法だけでは十分な応募が集まらないと感じるなら、スカウト機能の活用をおすすめします。スカウトサービスは、企業が学生に直接アプローチできる便利な機能であり、近年その人気は急速に高まっています。特に、スカウトメールはDM（ダイレクトメール）よりも開封率が高く、学生に届く確率が高いのが特徴です。
学生が自ら応募してくるのを待つだけではなく、企業から求めるターゲット層にダイレクトにアプローチできます。学生にとっても、スカウトメールを受け取ることで興味を持ちやすく、そして効率的に就職活動を進めることができます。
企業と学生双方にとって「WIN-WIN」の採用ツールです！
まとめ
新卒採用は毎年変化する環境の中で、柔軟な戦略が求められます。
特に26年卒の採用活動においては、学生との長期的な関係構築やスカウト機能を活用が非常に重要です。「攻めの採用」を実現することで、より多くの優秀な人材にアプローチできるチャンスが広がります。
３月からの本格的な就職活動に向けて、しっかりと準備をしましょう。そして今回お伝えしたポイントをぜひ実践してみてください！皆さんの採用活動が実を結ぶことを願っています！
