「現在の仕事にやりがいを感じない」「もっと情熱を持って取り組める仕事に就きたい」と感じて、転職を考えていませんか?
面接で「仕事にやりがいを感じない」の伝え方次第で成功のカギとなります。
この記事では、やりがいを求めて転職を検討している場合に、効果的な伝え方や注意点を私の実体験も踏まえて解説します!
おはぎ
この記事を読むメリット
・面接で好印象な「転職理由」の伝え方がわかる
・採用担当者の心をぐっと掴む回答ができる
・「この会社で働きたい!」という熱意を伝えられる
なぜ「転職理由」を聞かれるの?
転職活動では、ほぼ100%「転職理由」を聞かれます。企業がこの質問をするのには、どんな意図があるのでしょうか?
背景にあるポイントを理解することで、より効果的な回答ができます!
採用担当者が気にしているのは、こんなことです。
転職理由がネガティブなものであれば、候補者が前職で直面した問題が新しい職場でも再発する可能性があり、企業にとってリスクがあります。
新入社員の採用には多大なコスト(採用活動、研修など)がかかります。
早期離職が発生すると、その投資が無駄になり、企業にとって経済的な損失をもたらします。
また、早期離職はチームの雰囲気に影響を与える可能性があり、チーム全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことを懸念されます。
新しい社員が企業文化やチームにうまく溶け込むことは、職場の雰囲気やチームワークに大きな影響を与えます。適応できない場合、業務が円滑に進まなくなる恐れがあります。
また、社内でのコミュニケーションがうまくいかない場合、業務の効率が低下し、問題解決能力にも影響が出るため、採用担当者は候補者の人間関係の構築能力に注目します。
あなたのやりがいとは?
仕事でのやりがいを感じられない…そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
毎日のルーティンワークだけでは、充実感や達成感が得られず、何か物足りなさを感じる。
では何があなたのやりがいでしょうか?
実は、私もこの「やりがい」について悩んだことがあります。問題なく仕事はこなせるけど楽しさがない、漠然とした不安を抱えていました。「充実感」や「成長感」が味わうことができない感覚に近かったです。
皆さんはどうですか?
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも似たような感覚を抱いているかもしれません。
やりがいって何だろう、と深く考えた私の経験をもとに、どうすれば仕事にやりがいを見つけられるのか、やりがいを見つけるための方法を紹介します!
過去を振り返る
まずは、今までの人生を振り返ってみましょう。
仕事だけでなく、学生時代やプライベートな時間でもかまいません。たとえば、達成感を感じたプロジェクトや、心から楽しかった経験があったはずです。
もし、自分の過去を整理するのが難しい場合は「自分史」を作ってみることをお勧めします。
これは、自分の人生を振り返り、重要な出来事や感情を書き出す作業です。自分がどのような時にやりがいを感じたのかが明確になります。
すぐ使えるテンプレートも付いていますので、ぜひ活用してください!
理想や目標を考える
やりがいを感じるためには、自分が目指したい「理想」や「目標」を明確にすることも重要です。将来、どんな自分になりたいのかを考えることで、現在の仕事の中で何を大切にするべきかが見えてきます。
第三者に意見を求める
自分一人でやりがいを見つけるのが難しいと感じたら、身近な人に相談してみましょう。
両親や友人、職場の同僚など、あなたをよく知る人に「私がどんな時に楽しそうにしているか?」や「どんな仕事が向いているか?」といった質問を投げかけてみてください。意外な視点からヒントをもらえるかもしれません。
やりがいの見つけ方
やりがいを見つけることは簡単ではないかもしれません。しかし、過去の経験を振り返り、目標を立て、周りの人の意見を参考にすることで、少しずつ自分にとってのやりがいが見えてくるはずです。
ぜひ、この記事を参考にして、自分だけのやりがいを見つけてみてください。
転職理由「やりがい」の例文
やりがいを求めて転職する場合の例文を紹介します!
現在の職場でお客様対応に携わり、日々多くのお客様と接する中で、一番のやりがいはお客様の笑顔を見ることでした。私自身、お客様に喜んでいただける瞬間や、信頼関係を築けた時に大きな達成感を感じ、常にお客様に寄り添うことを大切にしてきました。しかし、業務体制の変化により、直接お客様と接する機会が少なくなり、やりがいを感じる場面が減ってきました。やはり、私はお客様とのコミュニケーションを通じて信頼を得たり、サービスを通してお客様の笑顔に貢献できる仕事に強く魅力を感じています。そこで、よりお客様との接点が多い環境で働きたいと思い、転職を決意しました。質の高いサービスとお客様との深い関わりが求められていることに強く共感し、自分の経験と強みを活かしながら貢献できると考えています。
現在の会社で3年間、営業職としてさまざまな業務に携わり、多くの経験を積むことができました。クライアントとの信頼関係を築き、成果を上げられた点は非常に満足しています。しかし、日々の業務を通じて自分自身の成長や、新たな挑戦への意欲が減少していることに気づきました。特に、やりがいや達成感を得る機会が少なく、今後のキャリアにおいてもっと自分のスキルや価値観にマッチした環境で働きたいと感じるようになり転職を決意しました。自分の経験を活かしつつ、新しい挑戦を通してやりがいを感じられる仕事に取り組みたいと思っています。
現在の職場では、チームの一員として新規プロジェクトの立ち上げや業績向上に取り組んできました。特に、事業の成長や組織の変革に携わることで、大きな達成感とやりがいを感じています。組織全体が目標に向かって成長していく過程で、自分の役割が組織の発展に貢献できていると実感する瞬間が、私にとって非常に大切なモチベーションとなっています。しかし、現在の組織が安定期に入り、新たな挑戦や成長の機会が減少していると感じるようになりました。私自身、成長している組織で新しい課題に取り組み、変革を推進する役割を果たすことで大きなやりがいを得るタイプです。そのため、成長フェーズにある企業で再び自分の力を発揮し、組織の発展に貢献したいと考え、転職を決意しました。
まとめ
転職理由は、転職活動でほぼ必ず聞かれる質問項目です。面接官もこの返答からあなたの考え方や入社への意欲を見極めようとしています。
「やりがい」を求めて転職する場合は、今回ご紹介したやりがいの見つけ方と例文を参考に、しっかり準備して面接でのアピールに活かしましょう。
他にもさまざまな転職理由があります。例文や書き方のコツは以下の記事さらに詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください!