応募書類や面接で頻出の「自己PR」を徹底解説!

自己PRは、自分の強みやセールスポイントを端的に伝えるための項目です。採用担当者に好印象を与え、選考結果を左右する重要なポイントです。

しかし、「履歴書の自己PR欄に何を書けばいいのかわからない」「面接で自己PRをどう答えるべきか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、自己PRの作成ポイントを例文付きで詳しく解説します。ぜひ参考にして、あなただけの自己PRを作り上げましょう!

おはぎ

この記事を読むメリット

・採用担当者が合いたくなる自己PRの書き方がわかります

・書類選考の通過率が向上します

・面接での印象アップに役立つ

自己PRの書き方のコツ

自己PRを書く際に企業が知りたいことは、主にこの3点です。

「応募者の強みやスキル」

「経験が自社にマッチするか」

「これからどうしたいのか」

自己PRを書くにあたって、まず重要なのは「自分を知ること」です。

自分を知るために自己分析をし、どんな経験をしてきたか、どんな強みがあるのか振り返り、「私はこんな人です」と人物像をアピールしましょう。

自己PRの4つの構成

自己PRは、以下の4つのステップで構成すると作りやすく、そして伝わりやすくなります。

STEP1
PRポイント(能力など)

まずは、自己PRの核となるポイントを簡潔に伝えます。

STEP2
具体的なエピソード

PRポイントを示す具体的なエピソードを紹介します。エピソードの背景や状況、その時の目標や課題、どんな行動をとったのか分かりやすく伝えましょう。

STEP3
その成果

具体的なエピソードの結果、何が得たのか、どんな変化があったのか伝えます。成果が数値化できるとより説得力が増します。

STEP4
入社後の抱負

PRポイントやこれまでの経験を、志望企業でどのように活かしていきたいか伝えます。ポジティブな言葉で締め、好印象で終わりましょう。

自己PRの例文

ここからは、構成をもとに、自己PRの例文をご紹介します。

コミュニケーション能力

私は飲食店でのアルバイトを通じて、特に『聞く力』に自信を持つコミュニケーション能力を身につけました。常連のお客様との会話を大切にし、次回ご来店時にはお好みに合ったメニューを提案しました。この取り組みで、信頼関係が深まり、お客様から感謝の言葉をいただきました。この経験を通じて、営業職では『聞く力』が最も重要だと考えています。御社に入社できた際は、お客様のご要望に耳を傾け、最適な提案を提供して貢献できればと思います。

チームワーク

私の強みは、チームワークを大切にし、他のメンバーと円滑に意思疎通を図りながら、チーム全体の目標達成に向けて協力できることです。前職ではチームリーダーとして、定期的なミーティングを実施し、メンバー一人ひとりの意見を尊重し合う環境作りに努めました。その結果、メンバーが積極的に発言し、チーム全体が一体感を持って目標を達成することができました。この経験から、協力することで成果を上げる大切さを学び、自分の強みをさらに磨けたと感じています。

責任感

私の強みは、目標や課題を最後まで責任を持ってやり切る責任感です。学生時代に地域ボランティアのリーダーを務め、清掃活動の参加者を集める目標がありました。最初は参加者が少なかったのですが、SNSを使っての広報活動や地域の方へのチラシ配りを行い、関心を持ってもらえるようアプローチしました。その結果、目標人数を達成し、参加者は15人から25人にまで増加しました。最後まで責任を持ち、工夫し続ける姿勢は、今後の仕事でも活かしていきたいと考えています。

問題解決能力

私は、課題を見つけ出し、解決策を考え、実行することで状況を改善することが得意です。前職で新発売の化粧品の販売プロジェクトに参加した際、参加者数が予想を大きく下回っていました。原因を分析し、プロモーションを強化することに決め、SNSを活用した告知や若者に人気のインフルエンサーが参加するPRイベントを開催しました。その結果、参加者数は目標を超え、プロジェクトチーム全体の士気も向上しました。この経験を通じて、問題解決に必要な冷静さと実行力を培いました。

チャレンジ精神

私の強みは、課題に対して積極的に新しい挑戦をしていくチャレンジ精神です。大学時代、文化祭の運営を担当し、来客数を増やすために目玉企画を考えました。地域や学校外からの関心を引くため、人気芸人を招いたステージイベントを提案し、地域の方や会社に協賛依頼に取り組みました。この企画は大成功を収め、来客数は前年比で30%増加しました。この経験を通じて、困難な課題に対して新しい方法を提案し、実現に向けて行動することの大切さを学びました。

書く際の注意点

書く際に気を付けることは、誰にでもいえるような強みや抽象的なエピソードだけでなく、「あなただけのオリジナルPR」を作成することです。

これまでの経験や長所を活かした具体的なエピソードを添えることで、より印象的な自己PRができます。

自分の今までの経験や強みに自信をもって、あなただけのオリジナル自己PRを作成してみましょう!